メダルの裏に刻まれた詩
月曜日の「子豚のしっぽ」です。アテネ五輪、終わりました。今年の夏は野球がない夏、だったなぁ。
一連の騒動ということもあったけれど、ハンマー投げの室伏広治さん、ちょっと興味深い。
競技後のインタビューで「平和」と書いて示したり、件の繰り上げ金メダルの時はメダルの裏に刻まれた古い詩を翻訳して配ったり、「競技を続ける過程」の心の起伏みたいなものを大切にする人のようで、他の競技者とはちょっと違っていたなと思った。
そんな投てきなのか、予選一投目はそれほどのスピードや力を感じさせず、フィニッシュも鳥が滑空するような静かなポーズで、素人目で見れば簡単に決めてしまったのが決勝よりも強い印象に残っている。
ここ最近のこと、家族のストーリーやなになに監督のためにとか、いちいち喚き叫ぶスポーツ実況に辟易させられるけれど、そんなコンテンツ・サイドの思惑などは彼がメダルの裏に見出した(そう!見出した)オリンピアと相対した者達にはどうでもよいことだったはずだと私は思う(思いたい)。
そこにいた記者達にとって、繰り上げの金メダルを喜んでないように見えたのは当たり前だ。「金メダルより大切なものがあるのではないか」ということを彼のように見つけようとしてはいないのだから。
メダルの裏に刻まれた詩
古代詩人 ピンダロス
29.8.2004 室伏広治−■−
寝不足の夏も終わった.....orz

