1984
真夜中の「子豚のしっぽ」です。シャワー後の就寝前のひととき、Real OneプレーヤーでNHKラジオ・ジャパンのストリーミング中です。
午前中の「TVショッピング」番組をよく見てしまいます、というかほとんどの局で(中には1時間番組も!)やっているので「見せられている」と言った方がいいのかな。
これは便利ですよー、いまがお買い得!こぉーんなのいままでにありません、などとバックグラウンドの「オォー!ぱちぱちぱち!」なんてのを見てついつい買ってしまう(なんか××商法みたい)なんてことは子豚にはありませんがこういう番組が結構あるということは、高額な宣伝経費がかかってもそれなりに買う人がいる=儲かるといことでしょうかね。
しかし、何回か続けて見ていると同じもが「××記念でさらにお得!」「さらにこれをお付けします!」なんていう「実質値下げ」がありますが、買った人(がオレだったら!)は心穏やかじゃないだろうなぁと思ったりします。
「便利」「お得」といううたい文句には、どうも子豚のしっぽはピタリッ!と動きを止めるようです。ま、シンプルな(と自分でいうのはハズカシイですけど)衣食住にそういうものが入り込む余地がない、つまりお財布がシンプルなだけでありますが、よく考えてみるとそういうモノはイラナイなー、でThe Endです。
さて、8月から全国民に「11桁の番号」を付けて個人情報をオンライン化する「住民基本台帳ネットワーク」を稼働する、ということです。各種届け出の際、その番号を使う事ができて「便利になる」ということですがその言葉、どーも怪しいなと私は思います。
それがどういうものなのか、なぜ反対者がいるのか、なぜ一部の自治体で稼働延期の声があるのか。新ガイドライン→テロ対策法→有事法という文脈と住基ネット→個人情報法・人権擁護法→国民総背番号制、さらに盗聴法という文脈がどこで交差するか。
個人番号の利用は各行政・省庁に拡大されることがすでに分かっています。それがネット上に置かれるということに、オーウェル『1984』の滑稽と不気味さを私は感じています。
「新語法(ニュースピーク)の特別な働きは、意味を表すためではなく、それを剥奪させるためである」—彼らが言う住基ネットの便利さは、このようなものだろうと私は思います。

