最後のチャンス
仕事部屋にいるときは、大概はラジオ(NHK)を聞いています。最近は国会の予算委員会が聞こえてきます。現在、鈴木宗男さんとその周辺(いわゆる外務省問題)が野党と政府の攻防の「主戦場」となっています。「ムネオハウス」「ムネオ号」「ムネオ省」の次は外務省の関連団体「(北方4島)支援委員会」が野党の厳しい追及によって「ムネオ機関」であった実体が明らかになりつつあるようです。
「アメ」と「ムチ」−利益誘導と恫喝によって人・物・金を動かす政治構造が一人の渦中の政治家から(それを見る者にとっては、かなり体に悪い形で)見えてきているようです。問題の本質は政治家の背後にある「構造=政官のもたれ合い・派閥による利権政治」のごく一部であることは明かであろうと思われます。
世界的供給過剰のデフレ状況下で成長の利潤「パイ」と「その配分」は今後すぐに大きくなることはなく、むしろ徐々に小さくなって行くのではないかと思われます。そのような経済環境にあって企業や個人が生産性を高めることが出来る社会経済環境を作ることが「小泉改革」の出発点でした。
現在の構造改革路線のパイの切り分けはゼロ・サムであり平等ではあり得ないと私は認識していますが小泉政権が「聖域無き構造改革」の旗印を取り戻すことが出来る、これらの問題は最後のチャンスではないかと思います。
追記:夜7時のNHK・1chTVのニュースでは、今日午後の予算委員会での大脇雅子さん(社民)のNGO参加拒否問題についての追求はなぜか触れられていませんでした。外務省疑惑発覚の端緒として、また「特定議員(鈴木宗男さんのことはほぼ明か)」の関与を政府見解で公式に否定しているこの問題は「ムネオハウス」より重大であるはずですが。同局の同時テロ・アフガン攻撃報道姿勢を鑑みれば、その理由は自ずと知れようというものでしょうか?

