線路突き固め唄
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NHKラジオ・ミュージックボックスの民謡番組で「線路突き固め唄」という唄が流れてきます。昭和30年代(つまり子豚が誕生した時分ですなぁ)の保線作業員たちが「つるはし」でもって線路の敷石を突き固めるというワークソングなのだそうです。現在は作業は機械化されているので見ることが出来ませんが子供の頃、わが青梅線で見たようなかすかな記憶があります。
この保線作業は5キロのつるはしを1分間19回使って1日10メートル進めば一人前だということですが歌っている皆さんがその意味ではプロ中のプロであります。男が力でもって暮らしを支えていた時代の、この唄は遺産といっていいでしょうか。コール&レスポンスのじつにグッとくるものだと子豚はしばし聞き惚れてしまいました。
選者によりますと民謡というのは職業と不可分な肉体性を備えているものであったが近代はその節回しのみに関心が移ってしまい、本来の魅力を随分と失ったというようなことをおっしゃっています。
子豚が思いますに最近、若者の三味線奏者や邦楽奏者、琉球弧の唄ものたち、演歌歌手(?これはちょっと違うか)が活躍しているようですが、どうもその辺のことを歴史という「縦軸」を同時代という「横軸」でしっかりと捉えている(ちょっと大袈裟か)のかな、と感心するものがあります。

