「岡山の娘」を観て
F様
「岡山の娘」を観てから2ヶ月ちょっとが経ちました。「映像と言葉の出会いを楽しんでください」というオープニングでの福間監督のことばが少しずつ、私が観たみすきやドリームガールズの姿や岡山の風景を変えているのを感じます。上映当日はある程度の準備というか心づもりを持っていましたが映画が始まるとすぐ、さしずめフリージャズ・クウィンテットに対峙よろしく来るものに身を任せていいなと思ってスクリーンを観ていました。同時代と時の流れの、ことばとことばで言い表せない隙間のような映像の面白さ、そして突然それは上映時間92分の終了となりはっとしました。物足りなくでもなく満足でもなく、音響的にはサスティーンというかそこから新たに始まる何かを予告しているように今日まで響いていると感じます。

