「少年の心理と犯罪」という講演
昨日、自治会の防犯委員をしている関係で地域の会合に出かけてきました。行楽、運動会、文化祭等々と秋日和です。案の定、それほど集まりがよい訳ではない、ワタクシとしても正直なところツライなぁと思いながらも所管方面などからの来賓挨拶をききながらプログラムを見ると「少年の心理と犯罪」という講演に目が止まりました。
講師の方が開口一番「少年の凶悪事件が増えていると感じますか?」と会場の挙手を求めると、ほぼすべての人が手を挙げていました。
少年の凶悪犯罪のピークは1960年代(昭和38年頃)で現在でも年々減少しているが触法少年事件全体はで戦後第3のピークを作りつつある、が妥当な認識だと思われます(したがって私は手を挙げませんでした)が、大人(地域社会の大人)が子供に関心を持つことを止めてしまったことがこのことを含めて、理解しがたい少年犯罪の環境の一部を作っていると指摘されていました。
教育問題を慎重に回避しているのがある意味で印象的でしたが、とてもよい講演だったと私は思います。
追記:2003-10-07
弱いものが弱いものを打ち据える─少年の集団が関係した凄惨な事件に感じるのは自分が属する集団内で自分を保つことの、この不文律とでもいえるものだろうか。
少年法の罰則強化や戦後教育の見直しをしても、この基本構造を社会の側から変えないことには犯罪の凶悪化・陰湿化を招くだけではないだろうかと思う。

