芋焼酎とジャズ
…男は寝不足な素振りを見せずに駅へと歩いていた。果てしない論争と酒を友に夜が明けてしまったのだが酒場に臭いの強い香水をつけてきた女の事を思い出して胸が少しむかついていた。梅雨の湿気のようにアルコールが男の体を汗ばませていた。So What?
進行方向の右手、若いスーツの男が家を出て来たのが見えた。閉まりかけたドアーを3,4歳ぐらいの姉妹がパジャマ姿で追うように出てきて「パーパ、お仕事がんばってねー!」と小鳥が歌うような声で父親を送り出していた。それを見て男は「やれやれ、こうやって女が再生産されるのだな…」と一瞬立ち止まりかけたが…(つづく)
なんちゃって!旧い知人達とつい飲み過ぎてしまいました。美味しい芋焼酎とジャズの組合せは要注意!であります。

