After Peace、オノ・ヨーコさん
ちょっと古いお話ですが10数年前、オノ・ヨーコさんの「After Peace」という個展を青山で見ました。広い会場の中心、スポットライトに浮かび上がるベンチに腰掛けた家族のブロンズ像、仲のいい家族がベンチに座っている瞬間に命を奪われて化石化して胸が凹んだ像が置かれていました。その像は破滅的な戦争を経験して平和が訪れた時、土中深くから見いだされたとキャプションがあったように思います。その像は私に「平和が訪れた後の世界とはどのようなものであるのか?」を強く問いかけたようです。
得体の知れない不安が鵺(ぬえ)のように社会に息づいているようです。今回の改革が何をもたらすかはさておき、どのような社会になってほしいかはヨーコさんのブロンズ像が示唆したように(と感じている)私は未来の側「After Peace」から考えてみたいなと思っています。

