危機
この数日間にも実習船えひめ丸と原潜の衝突沈没事故とその時の森首相のゴルフ優先ともとれる行動、危機意識の希薄さや行方不明だった英国籍女性が無惨な姿で発見されたりと、この国の形を表すかのような事件の余韻が響いて消えることがありません。
経済評論家の内橋克人さんは「世界」2001年1月号/岩波書店のインタビュー「私たちはどのような危機のなかにいるのか」(94ページ)で国連ミレニアム宣言をふまえて、私たちをとりまく危機を「国家の退却」「ネオ・プランテーション」「有無を言わせぬ市場化の怒濤」「市場的私物化」という4つの視点で説明して「21世紀に何を残せばいいのか」を説いています。私はここのところ、この記事を何度も読み返しています。

