GW雑文下書き・その1
R15指定(笑)
焼き鳥はタレか塩か?冷や酒を注文しつつ、さて何を頼もうかという時にいつも迷ってしまう。この問題のフレームは‥
?(旨い|不味い)焼き鳥
‥ではないのだよ、うん。凡そ味覚とは、その人の来し方生業などからくるものであるし客観的なものでもないだろう。自分の好みに「合う」かどうか、だろうと思う。
久しぶりに近所の「G」焼鳥店に立ち寄ると土曜日の早い時間にもかかわらずけっこう混んでいる。いつものように酒とトリ5本・塩を頼むとネタがもうないとのこと。うーむ、繁盛しているわいと嬉しくなるが「お土産が入っちゃってね、ごめん」とのこと。
焼鳥店で土産とは酒飲みの風上にもおけん、いけんいけん(持って帰る間にさぁ、冷めて堅くなっちゃうじゃん)と思いつつもかしら5本・塩を頼む。ま、オレの定番ネタなのでここではタレシオ問題は発生はしないのだな。
GWの影響もあるようで皮・ぼんじり・ささみなどもないので何を頼もうかと酒をお代わり。おお、そうだ。レバーをたまにはと3本「タレシオどっちにします?」来た来た、合間ほんの僅かおいて「タレ」でお願いする。
塩では食べたことがあったので試しにタレにしてみたのだけれど「お待ちどう!」と運ばれてきたレバーは艶々と輝いていかにもたこにも一級品の風格にたじろぎながら一口すると思わずうっと唸ってしまう。
「神」
タレをまとったレバーのワインレッドの輝きと皿に添えられた溶きガラシの黄金色がじつにイイ。さらにその味は焼鳥・飲み屋歴35年のオレのキャリヤからしてもちょっと他には記憶がない。ただし飲み助の酩酊した記憶などあてにはならないけれど‥
丁寧な仕込みと新鮮なネタ、備長炭を操る技術と焼き加減など、正しく鍛え抜かれた技が1本100円のレバーに一期一会の世界を宿したのだな、などと思いつつぱくぱくはふはふんぐんぐと皿を空にしてゆく。
そうか、以前食べた時に塩味が薄めに思えたのは甘みを際だたせるタクラミなのだなぁ。ぷりっとはち切れる焼き加減のレバー・タレにひとり頷きつつ、ちょっと誤解していたレバー・塩にスマンと謝ったオレである。
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