スローフード
子供達には嬉しい夏休みの「子豚のしっぽ」です。
「スローフード」をご存じですか?現在の食生活は外食産業に見られるように簡便、低コスト、チェーン店のような単一の味に慣らされ、かつ「ファーストフード=早く食べる」、ややもすると栄養的にも偏ってしまいがちです。そういった風潮を考え直し、地域的な作物(自国の農畜産業など)や安全性、「味」と「食」の重要さを見直して近しい人と「ゆっくり、楽しみながら食べよう」という意味があるそうです。

この写真は20日に近所の中学校で行われた「給食体験交流会」のお昼ごはんです。自分のお昼の代わりにと出かけてきました。参加費は300円です。73年度卒業生として28年ぶりに登校してきました。献立は、ワカメご飯、豚汁、切り干し大根と野菜の煮付け、カジキマグロのベーコン巻き、牛乳、冷製果物の6品です。中学生向けの味付けで830Kcal。材料は国産(季節によって地場ものも使うとのこと)、調味料は無添加、出汁は鰹節と子供達のことを考え、尚かつ、衛生面に十二分気を使って作られています。
O−157騒動以降、生野菜と皮付き果物が出せないそうですがビタミン、ミネラル分は1日の必要量の1/2〜1/3は取れるとのことです。一見シンプルですがこれだけの食事をどれだけの家庭で子供達に与えることが出来ているかを考えると、給食の持つ意味は決して小さくないと思いました。
食事会には「現役」の中学生も多数参加していましたのでじっくり観察させてもらいましたが皆が正しい箸使いで犬食いする子は1人もいませんでした。しかし、嫌いなものを残している子は少しいました。私の時代と現在では給食を取り巻く状況は大きく変わってきたはずですが、いつまでも「スローフード」であって欲しいなと思います。ちなみに「先割れスプーン」はかなり前に使わなくなったとのことです。

