暮らしの手帳、自覚的消費者
「暮らしの手帳」をご存じですか?衣食住をテーマに暮らしの中の楽しみや分からないこと、商品テスト、買い物案内などを満載して1年6冊発行されています。いわゆる婦人誌というものでしょうか。ちなみに88号のもくじを拾ってみると「環境を汚さない飲み物の容器」「エプロンメモ」「あなたの買い物がよりよい世界をつくる/アリス・テッパー・マーリーンの闘い」「通販の商品を使ってみる」「お総菜ふう中華料理」「対談・人を思いやる子を育ててほしい」「私の読んだ本」。89号では「CDの寿命について」「デジタルテレビという名の押し売り」「会社は社会を変えるための道具だ/イボン・シュイナードの誓い」「ご飯を食べよう」「ヨルダン、イスラエルへの旅」「エゾリスの四季」等々。
名前をあげた2人にピンときたらこの本が持つ主張が分かってもらえると思いますが、まずはちょっと地味な表紙のうらにある花森安治さんの「詩」を覗いてみてください。今日の「情報化社会」は暮らしを豊かにしているように見えますが、情報公開の実状やメディアリテラシーの立ち遅れは否めません。数年前に有名なナイキが東南アジアの委託工場での児童労働、低賃金・強制労働を行ったとして抗議が殺到しました。その点で「かっこいい」「安ければよい」だけではモノを買わない「自覚的消費者」の登場は時代的必然であると私は思います。
今日は「母の日」。もしかしたら母上が持っているかもしれませんよ。

