それで本当にいいのだろうか?
子豚賞候補
オーウェルの世界だ。法の支配だけではなく、道理も歴史もここからは消え失せた。
何を問うても答えなどはない。そもそもこれは自問(=嘲笑)でしかない。しかし、なぜこう「言わなければならない」かを考えることが、この「世界」を知るための第一歩となる。
それは「中東の石油」「半島・大陸の脅威」があり、米国の信頼(=追従)を損ねることでその武力の後ろ盾を失えばどうにもならなくなる、さりとて独力で軍備強化(=究極には核兵器の開発配備)が出来うるのか。好きではないが従わざるを得ない必要悪、ということか。
これを純粋理性と言うのなら、最後の超大国、デモクラシーの帝国(=ビッグブラザー)の意にそぐわぬ者への経済的、あるいは軍事的報復に対する恐怖はない、とは言い切れまい。罪なき人々の惨たらしい犠牲を容認することによって得ていた分け前を失いたくはない、とは言えまい。
そして私たちは次の世代に手渡すものは何もなく、未来を語ることもできない。この見えない鎖に縛られながら、奴隷の子は奴隷であると言い聞かせるか黙っているしかあるまい。
それで本当にいいのだろうか?

