マイクロソフト、光と陰
マイクロソフトの新しいOS「Windows XP」とブラウザ「IE6.0」の内容が少しずつ明らかになってきました。本命は64bit版のサーバーなど汎用器をターゲットにしているOSのようですが、ちょっと問題なのはブラウザ「IE6.0」でアサヒ・コムによると「『JavaおよびJavaScriptのプラグイン用コード』が含まれてなく、QuickTimeなどを使ったウェッブサイトはそのままでは対応できない」とのことです。MSでは「セキュリティー上の理由」でサポートをしないということですがユーザー側の受け止め方はずいぶん違うようです。
IEブラウザは世界中で約80%のシェアがあるそうですがそれはOSに「付属」する戦略によるもので、その方法が独占禁止法に触れるのではないかということでアメリカでは係争中だそうです。批判者の意見を私なりに解釈すると、21世紀に「帝国」があるとすればマイクロソフトがそれである、といったところでしょうか。プラグインの仕組みなどについては分からないところがあるのですが陳腐化=新たなビジネスチャンス=市場の独占へという毎度お馴染みのニューエコノミーの戦略が見え見えだな、といったところでしょうか。また、なぜウイルスに強いシステムを作らない(作れないのか、ではなく)のか?という批判もあるようです。
ITの「光と陰」という意味で、私にとってWWWは安価で便利で自分で制作できるありがたいパブリシティーの手段ですがインターネットの前身が核時代の軍事用通信手段だったということ、また経済のグローバリズム=剥き出しの市場主義のすべてではないにしてもその技術によって「利益」を享受していることは覚えておきたいなと思います。

