9月が終わる間際にフライロッドとキャンプ装備を背負って短い旅をしてきました。電車とバスを乗り継いでたどりついた村落から、レタス畑と間近の岩山を見ながら目的地へとゆっくり歩き出しました。道は川に沿うように一方は大弛峠に、もう一方は金峰山へと続いています。
途中、寄り道したり──川や鳥を眺めたり茸を探したり──休憩したりの2時間ほどで廻り目平キャンプ場に到着しました。白樺林の中の、川に近い静かな場所にテントを張りました。以前に作ったファイヤー・プレイスを掃除して、夜には小さなたき火を楽しもうと思いました。
川に出かけてみました。水量はやや多いなといった感じでしたが、相変わらずの透明な流れ見ると、それだけで来てよかったなと思います。日差しは強くて日向では汗をかくほどですが風や日陰には秋の気配が濃厚です。テントに戻って、1日の終わりにたき火が落ちるまで川音を聴いていました。
6日間、久しぶりのキャンプとフライフィッシング(最上流部まで行くことが出来ました)を楽しむことができました。帰りの日はお約束通りに雨となりました。雨の中の撤収、そして廻り目平を後にバス停のある村落まで結構強い雨足の中を歩きました。バス、電車と乗り継いで「車中の旅の人」になりました。
1人旅の写真には自分が写っていないものだなと思います。簡単な食事、読みたかった本を読んだりスケッチをしたり、森の中を歩いたり釣りをしているところも「キャッチ&リリース」といったところでしょうか。それで「何が心に残るのか」─